幸せな気持ちになるだけじゃなく、辛く苦しい感情も伴うのが恋です。
恋をすることで、なんだか変になってしまった…
そんな自覚があるなら、もしかしたら恋の病にかかっているかもしれません。
今回の記事では、恋の病を患ったときの症状や治し方についてまとめました。
恋の病とは
恋の病とは、
相手を恋い慕う気持のつのるあまりに、心身が病気にかかったような状態になること
引用元:コトバンク https://kotobank.jp/word/恋の病-493669
という意味です。
病といっても、医学的な病気とは違うため、明確な治療方法はありません。
片思いでも両思いでも、病的なくらいに恋焦がれる恋の病にかかることがあります。
恋愛感情が薄れるか、好きの気持ちが落ち着いてきたら、自然と平常時の自分に戻れるでしょう。
【診断チェック】恋の病に陥ったときの症状
まずは、恋の病深刻度診断チェックをしてみましょう。
下記のような症状が多く、日常生活に支障が出るほどなら紛れもなく重症です。
体が火照る
好きな人のことを考えてしまい、体が火照ることが恋の病の症状のひとつ。
頬がポッと赤くなるレベルじゃなく、体の内側から熱くなる感じです。
頭がクラクラし、度を越えると知恵熱が出ることも。
食欲がなくなる
食欲の低下も恋の病の症状あるあるです。
好きな人のことを考えるだけでお腹いっぱいの状態です。
食べても味がしない場合は、かなりその恋に落ちているようですね。
好きな人とのやりとりを分析する
恋の病の症状として、その日の会話内容や連絡メッセージなど、好きな人とのやりとりを分析してしまうことも挙げられます。
好きな人の言葉を思い出したり、文字を何度も読み返したりして、深読みや深層心理の紐解き、推測…
これらのことを、無意識レベルでしてしまうことも。
SNSでリサーチしてしまう
相手のことが気になりすぎて、SNSでリサーチしてしまうことも恋の病にありがちな症状です。
知りたくないことを知ってしまう可能性もあり、調べないほうがいいとわかっていても、気づいたらスマホ片手にTwitterやInstagramで情報収集していた…なんてことも。
他の異性とのやりとりを発見してはショックを受けたり勘ぐったり…ということを繰り返していたら、かなり重症かもしれません。
好きな人が近くにいると緊張する
恋の病に陥ると、好きな相手のことを考えるだけでドキドキしてしまうものです。
本人がいない状況でも胸が高鳴るのに、好きな人が近くにいるとなると、その緊張っぷりは半端ないものに。
心臓が口から出そうなほど緊張して、動きがぎこちなくなったり目を合わせられなくなったりと、挙動不審になることも少なくないでしょう。
夜な夜な妄想してしまう
恋の病ならではの症状は、夜な夜な脳内妄想してしまうことです。
「あの言動は脈ありサインかも!」「付き合ったらどんな感じになるだろう」などと想像力を働かせては、ニヤニヤ幸せに浸ります。
眠れない夜が続く
恋の病に陥ると、寝る前にも好きな人のことを悶々と考えてしまいます。
そういったことが原因で眠れない夜が続き、寝不足になることも恋の病ならではの症状あるある。
1日を振り返ってドキドキして眠れない夜や、あることないことグルグル考えてしまう夜、明日会えるから楽しみすぎて眠れないパターンなど、さまざまです。
情緒不安定になる
好きな人のことを考えては一喜一憂して、情緒不安定になることも恋の病に多くみられる症状です。
好きな人の一挙一動に最高潮の幸せを感じたかと思ったら、一気に地の果てまで突き落とされることも…
「心臓がもたない…!」と感じるほどでしょう。
そんな様子に、周りから心配されることも少なくありません。
恋の病を患った人の特徴
恋の病を患った人には、次のような特徴があります。
好きな人のタイプに近づこうと努力する
恋の病を患った人は、好きな人のタイプに近づこうと一生懸命努力します。
どんな異性が理想なのかあの手この手でリサーチし、できるところから変えていきます。
好きな人に好意を抱いてもらい、選ばれたいという心理の表れです。
恋愛コラムを読み漁りテクニックを仕入れる
恋の病に陥った人の特徴あるあるは、恋愛コラムを読み漁ることです。
どうすれば好きな人を振り向かせることができるか、モテ仕草やLINE攻略法など、とにかく片っ端から情報収集します。
恋愛テクニックを仕入れることで、関係の進展を図りたいんですね。
少しでも安心感や自信をつけたいという欲求の表れでもあります。
異性の心理を学び始める
男性心理や女性心理など、性別によって違う心理を学び始めることも、恋の病を患った人の特徴的な行動です。
どんなことを考えているのか、どうしたら喜んでもらえるのか、なんて言葉が相手の心を動かすのか…
心理学を勉強しよう!というより、知りたくて自然と学んじゃうようなイメージです。
好きな人中心に行動するようになる
恋の病を患った人の特徴として、好きな人中心に行動するようになることも挙げられます。
生活リズムを寄せてみたり、行動エリアを合わせてみたり、お誘いに二つ返事で乗ったり。
好きな人との共通点を増やしたいという気持ちが大きいからこその行動ですが、相手に合わせてばかりいると、都合のいい人だと思われてしまうこともあるので注意したいところです。
友達に好きな人の話ばかりする
恋の病に陥った人は、友達に「またその話?」と思われてしまうほど、好きな人の話ばかりする傾向があります。
みんなで話す恋バナは楽しく盛り上がるものですが、自分の恋愛相談ばかりしていると友達を困らせてしまうことも…
ポエムの能力が開花する
恋の病を患った人の可愛らしい特徴は、ポエムの能力が開花することです。
恋をすると誰しも感性豊かになり、繊細に揺れ動く感情状態と言えます。
相手を思う心の声を言葉にすると、それはまさに純度の高いポエムとなります。
日記をつけるだけでもポエマーになれるでしょう。
片思い中の男女必見!辛い恋の病の治し方
恋の病で苦しい思いをしていたら、ぜひこちらの方法を試してみてください。
リラックスして一旦冷静になる
恋の病に陥ると、感情の起伏が大きくなって、無意識のうちに疲れやすい状態になることが多いです。
そのため、まずはリラックスして心休まる時間が必要です。
音楽、スイーツ、瞑想、ストレッチ、お風呂などなど、心地よさを感じられるものを取り入れて、ほっと一息つきましょう。
冷静になってみることで、自分自身や状況、これからのビジョンを客観的に考えられるようになります。
ポジティブ思考を身につける
心身ともに癒してゼロポイントに戻ってこれたら、少しずつポジティブ思考に慣れていきましょう。
恋の病に陥ると、誰かのちょっとした言動に落ち込んでしまうことも少なくありません。
でも、落ち込むのって全然悪いことじゃなく、気持ちの変化に気づいて、いかに早く元気になれるかが大事なんですね。
物事には裏表があり、ネガティブな出来事には必ずポジティブな面が隠れています。
プラスの面に意識を向けることで、ポジティブ思考が身につきますよ^^
ハッピーエンドの少女漫画や恋愛映画を観る
恋の病に陥ったら、ぜひハッピーエンドが確定している作品に触れてみましょう。
ヒロインが幸せになる少女漫画や恋愛漫画を観ることで、自分自身の恋が実る可能性が一気に開けるような気がするものです。
物語に感情移入してさまざまな気持ちを体験することで、辛すぎる思いも解消されていき、幸せモードになれます。
仕事や趣味にのめり込む
恋愛以外に励むことは、ストレス解消や自分磨きにもつながります。
そのため恋の病の対処法として、仕事や趣味にのめり込んでみるものおすすめです。
半強制的に意識を別のところにフォーカスすれば、自然と恋愛に関する心の余裕も生まれます。
思い切って好きな人に告白する
恋の病から解放されるための最終手段は、好きな人に告白してしまうことです。
好きな気持ちを伝える恥ずかしさよりも、伝えられない後悔のほうが大きいもの。
心の準備ができたときに、当たって砕ける勢いで、ぜひ勇気を出して想いを伝えてみてください。
もし振られたとしても、次の恋に進むきっかけになるだけじゃなく、相手が告白をきっかけに意識し始めることも!
恋の病になるほど好きになれる相手に出会えたことは奇跡!
恋の病が重症だと、辛いことも多いかもしれません。
でも、そこまで夢中になれる相手と出会えることは本当にすごいことです。
自分のためにも相手のためにも、幸せな部分にフォーカスしていたいですね♪