「焦りたくないのに焦っちゃう…」
「いったいこの気持ちはなんなんだ…」
という焦燥感に囚われる状態に陥ってしまうことってありますよね。
今回の記事では、「焦り」の意味や原因、焦りを落ち着かせる対処法について解説していきます。
「焦り」の意味とは
「焦り」とは、
あせること。いらいらする気持ち。焦慮。焦燥。
引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/word/焦り/
という意味です。
急がなければと思って気をもんだり、落ち着きを失ったり、イラだったり。
不意のことで動揺する心理状態も同様です。
焦りを感じてしまう瞬間
人はどんなときに焦りを感じるのでしょうか。
仕事で焦る瞬間
誰しも働いていれば、焦ってしまう瞬間はあるはずです。
- 同僚が昇進したとき
- 盛大なミスが発覚したとき
- 締め切りに間に合わないとき
- 大事な会議の日に寝坊したとき
- ビジネスマナーがわからなくなったとき
まだ就職していない人は、就活がなかなかうまくいかないときも、収入面の危機感から焦りを感じるでしょう。
恋愛で焦る瞬間
次に、恋愛シーンでの焦りを挙げてみます。
- 1人が寂しいと感じたとき
- サプライズがバレそうなとき
- 友達がどんどん結婚していくとき
- 好きな人との関係が進展しないとき
- 結婚適齢期や妊娠適齢期を考えたとき
結婚願望がありながらも恋人がいない恋活・婚活中の独身は、「早くしないと…」と思ってしまうものです。
焦りを感じる原因
焦りの原因として、以下のようなことが考えられます。
やるべきことに追われている
日常生活でやらなきゃいけないことに追われているとき、人は焦りを感じてしまいます。
家事に勉強に仕事に、あれもこれもと忙しく過ごしている状況が続くと、「時間が足りない!」とストレスになってしまうことも。
時間に追われるような感覚に襲われていると、常に焦りを抱いて心が落ち着く暇がありません。
他人の目や評価を気にする
焦りを感じる原因として、他人の目や評価を気にしていることも挙げられます。
誰のことも意識していなければ、焦ることはありません。
他人軸で生きていると、周りが成功したり結婚したりしたときに「あの人は人生うまくいってるのに…」と焦ってしまいやすいんです。
ひどい場合は、焦りの感情にとどまらず、嫉妬や妬みのドロドロが生まれることも。
プレッシャーがかかっている
極度のプレッシャーが焦りの原因となることもあります。
周囲の期待に応えようとする情熱は素敵ですが、自らハードルを高めてしまうと自分で自分を追い込むような形となることに…
責任感が強い人や、完璧主義者の人にみられる傾向です。
想定外の出来事にパニック
予想外の出来事には、誰しも焦りを覚えることでしょう。
どんなに冷静な人でも、突然のトラブルには動揺してしまうものです。
あらかじめ考えられる未来を想定しておけば、焦りは最小限に抑えられるかもしれません。
将来に対する漠然とした不安や恐怖心
まだ見ぬ将来について思いを馳せたとき、不安や恐怖心から焦る気持ちが加速してしまいます。
今恋人がいなかったり、何も成し遂げてなかったり、夢や目標がなくただその日暮らしをしていたり。
頭でぐるぐる考えるほど、「このままでいいかな…」と心がザワザワしてしまうものです。
焦る気持ちを落ち着かせるための対処法
最後に、焦りの気持ちを落ち着かせる対策方法を紹介します。
深呼吸して内側を整える
焦りを感じたときは、ストレス解消法としても有効な深呼吸をしましょう。
大きく息を吸って脳に酸素を送ることは、即効性のある効果的な方法です。
まず、ふーっと体の中の空気を吐き出してから、新鮮な空気をたっぷり吸い込みます。
このとき、空気が鼻や口の中を通っていくときの温度感、お腹がふくらむ感覚に注目してみてください。
呼吸を繰り返すごとに集中力が増し、外に向いていた注意が内に向いて、焦りの感情も消えていくはずです。
意識がどんどん「今ココ状態」になり、心に平穏が訪れる瞑想を習慣にするのもおすすめです。
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何に焦っているのか自分自身に問いかける
いったい何に焦っているのか、自分に問いかけてみるのもアリです。
「なんで?どうして?本当に?」としつこめに聞いていきます。
こうして自分を深堀りしていくと、最初は思考の声が返ってくるのですが、だんだん本心が顔を出してくるはずです。
焦りの正体がわかれば、対策や改善法を考えることができますよね^^
また、「意外と焦る必要なかったかも」「今考えても仕方のないことだな」と気づいて、気持ちが切り替えられる可能性があります。
自分自身に心やわらぐ言葉をかける
言霊のパワーを借りて、焦りや緊張をときほぐす言葉がけをするのもおすすめです。
- 「大丈夫大丈夫!」
- 「なんとかなるよ!」
- 「リラックスでいこ〜♪」
こんなふうに、焦りを感じたときには前向きでポジティブな言葉や、心がゆるっとなる言葉を口にしてみましょう。
焦って気を張ってドタバタするよりも、楽観的になっていい感じの適当さが出たほうが、スムーズに物事が流れていくものです。
自分がやるべきことをリストアップする
頭の中を整理するためにやるべきことを紙に書き出すことも、焦りの解決法です。
「丁寧に文字を書く」という作業には、気持ちを落ち着かせる効果があります。
リストアップして可視化したら、優先順位をつけてみましょう。
「今日はここまでできたらOK」「今月中に終わりそう」などと目処を考え、順番通りに淡々とタスクをこなしていくのみです。
不安になる情報や環境から離れて好きなことをする
焦る気持ちを落ち着かせるためには、焦りの元凶となる情報から離れたり、焦りを感じさせられる環境から離れることも得策です。
焦りの感情が、また焦るような出来事を引き寄せてしまうので、このループをここで一旦断ち切ってしまいましょう。
とくに、TVやSNSのネガティブな情報は不安を煽られやすいので、注意したいポイントです。
自分の心が踊るような好きなことをして、喜ばせてあげてくださいね^^
信頼できる人に相談する
焦燥感に疲弊してしまいそうなときは、心許せる人に今の気持ちを打ち明けてみてください。
「話す」は「手放す」。
誰かに話すだけでも、気持ちが軽くなるものです。
それに、現状打破のヒントとなるアドバイスをくれるかも知れません。
思い切って開き直る
人生、諦めも肝心です。
焦っても仕方ないことに関しては、一度開き直っちゃいましょう。
人からどう思われてるかなんて考えも、手放してみたら怖いものなしの無敵モードで、焦りの感情とは無縁になります。
「ま、どうでもいっか!」「仕方ない、こういうこともあるある」と考えてみるだけでも、フッと気持ちが楽になるものです。
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心に余裕を持って焦りの感情を解放しよう!
どんな人でも焦りの感情が湧いてくる瞬間はあります。
でも、焦れば焦るほど、行動が裏目に出てしまうことって多かったりしますよね。
焦らされたりパニックになったりしたときは、焦りの感情をコントロールすることをぜひ意識してみてください。
もし得体の知れない焦りが湧いてきたら、一旦睡眠をとることをおすすめします。
焦りがきたら、「キタキタ〜〜〜!!!」と楽しんじゃっても面白いかもしれませんよ♪